「脳画像の種類と特徴2 皮質脊髄路」東京顕微鏡歯科診療専門歯科衛生士YU

  • 2018.05.23 Wednesday
  • 22:28

皮質脊髄路の経路

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1)中脳・大脳脚レベル

2)内包レベル

3)放線冠レベル

4)大脳皮質レベル

 

中脳・大脳脚における皮質脊髄路の経路

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皮質脊髄路の損傷程度と大脳脚非対称性

麻痺が重いほど大脳脚も萎縮する可能性が高い

手指巧緻性の低下

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内包後脚における皮質脊髄路の経路

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前脈絡叢動脈症候群(ぜんみゃくらくそうどうみゃく)

1)内包後脚〜大脳脚損傷→対側半身の運動麻痺

2)視床損傷      →対側半身の感覚麻痺

3)外側膝状体損傷   →対側半身の同名半盲or四分盲

 

3症候を合わせた状態を前脈絡叢動脈症候群、Abbie症候群、Monakow症候群という

 

 

放線冠における部位推定方法

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大脳皮質レベル

手の運動領域・ Precentral knobの同定

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1)上前頭回

2)中前頭回

3)中心前回にある突出部

4)中心後回に向いたフック形状

5)島皮質の後方のレベルにある

 

a)上前頭溝の交差点の後方

b)中心前溝

c)中心溝に接する

 

 

Precentral knobのバリエーション

Omega signだけでなく、複数のランドマークを統合して判断する必要あり

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「脳画像の種類と特徴1」東京顕微鏡歯科診療専門歯科衛生士YU

  • 2018.05.20 Sunday
  • 12:32

達成目標「麻痺のあるCaseがどちらか判断できるようにする

 

 

 

見に行かないと見えない

スクリーンショット 2018-05-20 11.40.59.png

 

対象者の観察+脳の情報で対象者を深く理解する。

顕在事象(観察で気づくこと)

潜在事象(脳から気づくこと)

 

 

 

どこに目を向けるか

 

 

1)損傷部位の読影(欠損機能の推定)

2)非損傷部位の読影(残存機能の推定)

対象者は損傷していないところで生きていることを理解する。対象者の生活を支えているのは非損傷部位である。

 

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診断治療生活支援 の流れの中で、医者は診断の目的でMRIを読影する。リハビリを目的と知る場合、診断だけでなく治療や生活支援の視点でMRIを読影しなけれならない。

 

 

脳画像の種類と特徴

 

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水素原子プロトンを描写している。

プロトンが多くあると黒く写る。

矢印の方向に信号が伸びている。

高信号は白く写る。

低信号は黒く写る。

CSF(脳脊髄液)の色でT1かT2は判断する。

 

 

 

T1強調画像

 

IMG_3690.jpg

プロトンが多い組織ほど「黒」

・水   低信号

・頭蓋骨 低信号(骨皮質) 高信号(骨髄)

・筋肉  等信号 

・脳実質 等信号(皮質)  高信号(白質)

・脳出血 高信号→低信号へ

・脳梗塞 低信号

 

 

 

T2強調画像

 

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プロトンが多い組織ほど「白」

・水   高信号

・頭蓋骨 低信号(骨皮質) 高信号(骨髄)

・筋肉  等信号

・脳実質 等信号(皮質)  低信号(白質)

・脳出血 低信号

・脳梗塞 高信号

 

 

FLAIR画像

水の信号をなくし、その他の組織のT2の違いを際立たせた画像「黒」(水→無信号)

・水   無信号

・頭蓋骨 低信号(骨皮質) 高信号(骨髄)

・筋肉  等信号

・脳実質 等信号(皮質)  低信号(白質)

・脳出血 低信号

・脳梗塞 高信号

 

 

臨床で撮影されるMRI画像の断面

 

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水平断面            矢状断面           前額断面

 

 

 

MRI撮影時のランドマーク

ランドマークを撮影することで撮影のズレ具合がわかる。撮影のズレは部位の判断に影響する

ランドマークは AC-PC line (前交連AC 後交連 PC)

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次回は皮質脊髄路の経路からです ^^

 

「第14回首都圏滅菌管理研究会 歯科外来診療における感染防止対策の基本」 東京顕微鏡歯科診療専門歯科衛生士YU

  • 2018.05.17 Thursday
  • 01:46

第14回首都圏滅菌管理研究会のご報告です^ ^

 

1.【感染症基礎講座IX 番外編】「研究会の運営報告」深柄 和彦(東京大学医学部附属病院 材料管理部 部長)

2.【教育講演I】「企業が添付文書に込める思い:SUDの再処理に関するリスク」佐藤 邦彦(ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社)

3.教育講演II】「歯科外来診療における感染防止対策の基本」戸田 奈緒美(イリタニオフィス)

4.ポスターセッション  No.1401「歯科用ハンドピースをタイプの異なる卓上高圧蒸気滅菌器での滅菌効果検証」坂田 辰男  No.1402「単回使用器材の削減、委託業者の立場から提案できる事」中村 茜, 藤原 智佳子

5.【シンポジウム】これ再生処理していいの?どうやって処理するの. 「この器材どうすれば良いの?なんでダメなの?」酒井 大志(越谷市立病院) .「器械洗浄の中央化でわかった、中材の悩み〜東大はこうしてます〜」大川 博史(日本ステリ株式会社、東京大学医学部附属病院) .「SUD、回数制限つき器材、洗浄困難器材への私たち現場の賢い対応」二場 暢子(鴻池メディカル株式会社、東京医科歯科大学医学部附属病院)

6.【特別講演】単回使用器材への対応:中材・感染制御の立場から 深柄 和彦 (東京大学医学部附属病院 材料管理部 部長)

7.ディスカッション

8.【参加自由型企画】「中材業務の見える化に向けて」 パネラー大西 真裕(株式会社リジョイスカンパニー) 奥野 雅士(スリーエム ジャパン株式会社 ヘルスケアカンパニー) 小林 誠(榊原記念病院) 酒井 大志(越谷市立病院) 松本 敏明(鴻池メディカル株式会社、町田市民病院)

 

 

 

「歯科外来診療における感染防止対策の基本」  

歯科の感染対策=ハンドピースの滅菌ではありません。

歯科医療機関における院内感染対策は平成25年に厚労省の通達による「一般歯科診療時の院内感染対策に係る指針」に基づいています。しかし、「一般歯科診療時の院内感染対策に係る指針」のハンドピースの取り扱いについて、ガイドラインとしてまとめられるほどのエビデンスがないことがわかりました。機器の洗浄・滅菌について、添付文章を遵守するようにとありますが添付文書に記載があってもその方法で本当に洗浄・滅菌ができるのかがほとんどのメーカーで確認されていません。ハンドピースの洗浄・滅菌にに関して内部洗浄試験や内部滅菌検証試験が行われていないことがあります。が、ハンドピースが原因で感染した事例は確認されていません。

 

歯科医院における「全症例に使用、患者毎に手袋の交換」は52%です。院内のスタッフ全員が患者ごとに手袋を交換せず、器具の滅菌を語るだなんて本末転倒です。

CDCでは手指衛生について「手指衛生は手に付着している病原菌を大量に減少させる。患者や医療従事者への微生物を感染させるリスクを低下させるための唯一かつ最も重要な方法」としています。ハンドピースの滅菌よりも、まず先に行うべきは手指衛生の徹底です。

 

Guidelines for Infection Control in Dental Health Care Settings 2003 要約

1)歯科医療従事者を教育し防御すること

2)血液媒介病原体の感染を予防すること

3)手指衛生

4)個人用防護具

5)接触性皮膚炎とラテックスアレルギー

6)患者治療用器具の滅菌と消毒

7)環境の感染予防対策

8)歯科ユニットの給水系のバイオフィルムと水質

9)特別検討事項(例 歯科用ハンドピース及びその他の装置、歯科X線撮影、非経口的投与、口腔外科手術処置、歯科技工)

 

6)患者治療用器具の滅菌と消毒 について

1 一般的な勧告

2 汚染されたクリティカルおよびセミクリティカルな診療器具の輸送と処理

3 器具の処理エリア

4 器具の受け取り・洗浄・汚染除去

5 前準備と包装

6 滅菌

7 滅菌された器具と清潔な歯科用品の保管

 

2 汚染されたクリティカルおよびセミクリティカルな診療器具の輸送と処理 について

・歯科医療従事者は汚染された器具、器材に付着している微生物に経皮的損傷、手指、目、鼻、口の粘膜との接触から曝露される可能性がある。曝露を予防するため、汚染された器具類は注意深く扱わなければならない。

・洗浄・消毒を行う場所まで運ぶ間の経皮的損傷を予防するため、使用した場所で適切な容器に収納されなければならない。

・滅菌は専用の機器、適正な空間、継続的にトレーニングを受けている有資格の歯科医療従事、および滅菌の質を保証するための定期的なモニタリングを必要とする複雑な処理である。

・器具が適切に処理され、患者に再使用しても安全であることを保証するために、正しい洗浄、包装、滅菌器への積載、滅菌あるいは高水準消毒が行わなければならない。

 

3 器具の処理エリア について

・滅菌の質を管理し、安全を確保するために指定の中央処理室で全ての器具を処理すること。

・理想的には一連の流れをコントロールし、処置中に生じてくる汚染物質を封じ込めるため、壁や仕切りで各区域を分割する。

・不可能であれば、器具を処置する歯科医療従事者が清潔区域の汚染を防ぐ作業訓練を受けていることを条件に、空間的に適切に分けられていれば十分であろう。

・スペースは予想される作業量および保管される器具の数に対して十分でなければならない。

 

6 滅菌 について

・熱に強い歯科用器具類は、通常以下によって滅菌される。

 高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)

 乾熱滅菌

 不飽和化学蒸気滅菌

・プレバキュームオートクレーブはバキューム機能が適正に働いているか定期的に検査を行う必要がある。 

・滅菌処理のモニターには、機械的、化学的、生物学的なものを含め、これらのパラメーターの組み合わせが含まれるものとする。

・機械的方法は、時間、温度、圧力を滅菌器の測定器または表示器で評価する。

・滅菌を保証することはできないが、滅菌サイクルに問題が発生したことを最初に示す。

・化学的インジケーターは滅菌処置中の物理的条件を評価するために感度の高い化学薬品を使用する。

・滅菌の達成が証明されているわけではないが、装置の誤作動を発見でき、滅菌処置の失敗を特定することに役立つ。

・生物学的インジケーターは、単に滅菌い必要な物理的、化学的条件をテストするのではなく、高度な抵抗力を持つことで知られている微生物を直接殺傷することによって、滅菌を評価することができるため、最も一般的に認められた滅菌処理モニタリング方法。

・各滅菌器について、滅菌サイクルが適切に機能しているか、生物学的インジケーターを用いて定期的に確認すべきである。(少なくても週に1回)

 

日本で「Guidelines for Infection Control in Dental Health Care Settings 2003」

のような洗浄、滅菌ができない理由…。それは歯科外来診療における院内感染防止対策の保険点数にあります。院内感染防止対策に加算される保険点数は、たったの3点です。わずか30円で一体何ができるのでしょう…。手袋は交換できますかね。

歯科の院内感染防止対策はまだまだ沢山の課題があります。私たちは歯科医療従事者として院内感染防止対策向上のため、日々少しずつ行動を起こし、何が正しいのかしっかり考えていく必要があります。

「基礎から学ぼう!現場で活きた脳画像の見方」東京顕微鏡歯科診療専門歯科衛生士YU

  • 2018.05.13 Sunday
  • 09:56

おはようございます^ ^

本日は作業療法士の先生のセミナー「基礎から学ぼう!現場で活きた脳画像の見方」を受講しています。


私の隣の席のOTの方は新潟県からいらっしゃったそうです。現場のお話を色々聞かせて頂きました。

午後も頑張ります(*^◯^*)

「第14回首都圏滅菌管理研究会」 東京顕微鏡歯科診療専門歯科衛生士YU

  • 2018.05.12 Saturday
  • 08:16

おはようございます(^^)
本日は滅菌技士のAKIさんを含め、スタッフ一同「第14回首都圏滅菌管理研究会」に出席します。

また、私のお師匠の歯科衛生士Naomiさんが「教育講演 歯科外来診療における感染防止対策の基本」についてご講演されます。詳しい内容については特に知らされていないので、講演がとても楽しみです。
当院に来院された患者さんが安全な環境で治療を受けて頂けるようスタッフ一同、院内の感染管理に努めています。それでは今日も一日頑張りましょう^ ^

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