「歯周治療について」東京顕微鏡歯科診療専門歯科衛生士YU

  • 2019.02.24 Sunday
  • 22:12

歯周治療の究極のゴールは「患者さんにとっても、医療従事者にとっても良好と思える状態を長期的に維持できるような理想的な口腔の健康状態を得ること」です。

患者さんに合わせて個別化された長期的にわたる治療後のサポーティブケアが患者さんにとって有用なことは明らかで、歯周治療を長期にわたり成功に導く上で必要不可欠な要素です。

 

健康な歯周組織の特徴は「発赤、腫脹、排膿、プロービング時の出血がないこと」です。

 

初診→歯周組織検査→診断→治療計画の立案→歯周基本治療→再評価が「歯周病の基本治療」となります。

 

包括的な歯周検査後、診断し予後を想定して上で、常に患者さんに合わせた具体的で理論的な治療計画を立案する必要があります。

 

非外科的歯周治療は、主に病原性の歯肉縁下バイオフィルムの除去、バイオフィルム形成やそれに引き続く破壊的な炎症を促す要因の排除に焦点を当てます。入念な診断の後、口腔の健康、つまり生体内の物質や組織のバランスを崩している要因をすべて排除することが術者の主な目標となります。主な臨床目標は生物学的因子を尊重しつつ、歯周組織の炎症を惹起する因子を取り除くことです。

さらに個人の全身的な健康増進を図りながら、口腔の健康と臨床的な安定性を獲得する必要があります。それには、患者さんの要望や心理的、経済的な要因を考慮しつつ、患者さんのすべての要素を評価し常にそれぞれの患者さんや口腔内の部位ごとのニーズにあったカスタムメイドな治療方法を決定する必要があります。

 

歯周組織の炎症の分類

1患者特異性

2歯種特異性

3部位特異性

 

したがって、それぞれの部位を個別に詳細に評価しなければなりません。器具、技術、方法は患者さんごとに、また歯周治療のゴールによって異なるものです。適切な治療、理にかなったプラーク、バイオフィルムのコントロール、継続的なケアを行うことで大部分の患者さんは生涯にわたり自身の歯を維持することができるといわれています。

 

歯周病は歯と歯肉の間の細菌に対して宿主反応が生じた病的な状態です。歯周治療は主に病原毒素の機械的な除去と細かいプラークコントロールが基本となります。患者さんが健康な状態を生涯維持するため、容易にメインテナンスができるような口腔内を作っておく必要となります。

 

満足のいく長期的に安定した結果を得るためには、初めの段階から医療者と患者の間に「治療目標に向かってともに協力しながら歩んでいく協力関係」を築くことが必要不可欠です。

 

ご参考までにどうぞ ^^

 

「女性泌尿器科 尿失禁・臓器脱・膀胱炎など」東京顕微鏡歯科診療専門歯科衛生士YU

  • 2019.01.30 Wednesday
  • 20:44

尿はどうやって作られるか知っていますか?

 

「心臓から大動脈を通って腎臓に入った血液が濾過されて尿になります。」

 

糸球体で血液を濾過し、1日に約180Lの尿を生成(原尿)

↓血液から血球とタンパク質以外のすべての成分を濾過

ボーマン嚢の中へ蓄積

↓大部分の水とブドウ糖やアミノ酸の全量と適量の無機質などを回収

尿細管にて再吸収により99%が血液中に回収(最終的な尿1000〜1500mL/日)

 

 

正常な排尿とは

1回の排尿量 200〜400cc

1回あたりの排尿時間 20〜30秒

1日の排尿量 1000〜1500mL

1日の排尿回数 5〜7回

排尿間隔 3〜5時間に1回(起きている間で)

 

尿の成分

水分 90〜95%

pH 4,8〜 7,5

固形成分 30〜70g/日

尿の量と成分は環境および食物や水分により変わる

 

尿検査ではヘモグロビン(赤血球)が混ざっていると、腎臓病、膀胱がん、腎臓がんなどがわかります。

 

トイレを我慢しても膀胱炎にはなりません。

膀胱炎の原因は大腸菌が膀胱内へ侵入することです。(約24時間で発症)

感染したら抗生剤を3〜5日服用し、水分を多く取りトイレを我慢しないことが推奨されます。

普段から多く水を飲むことで膀胱炎を防げるという医学的根拠はありませんが、膀胱炎を繰り返す人は水分を多めに取ることは効果があるそうです。

 

 

過活動膀胱を知っていますか?

 

40歳以上の女性の10人に1人が罹患しているといわれています。そのうちの約半分に尿漏れの症状があるといわれています。

過活動膀胱の原因

1神経系のトラブル

脳卒中や脊髄損傷の後遺症で脳と膀胱の筋肉を結ぶ神経回路に異常が出た場合。

(脳は今ここでに排尿してはいけない、我慢しろという指令を出し続けている。)

 

2骨盤底筋のトラブル

出産や加齢によって、子宮、膀胱、尿道などを支えている骨盤底筋が弱くなった場合

 

3それ以外の原因

原因が特定できないもの

 

 

過活動膀胱症状質問票

 

過活動膀胱の治療

1行動療法

生活指導、膀胱訓練(トイレを少し我慢する)

 

2薬物療法

抗コリン薬(副作用に口渇あり)、β3刺激薬

 

3その他の療法

ボツリヌストキシン膀胱内注入、仙骨電気刺激法

 

 

「誰でもトイレは1回は我慢できます」

頻尿、尿意切迫感のある人が排尿を我慢する。骨盤底筋体操を行いながら我慢すると効果が高まる(副交感神経の働きを強める)

具体的に30分単位で我慢する間隔を延ばしていく。目標は2〜3時間我慢できる状態。

 

膀胱の圧力

(docsplayer.netより引用)

 

初発尿意は150〜200ml 

最大尿意は350〜400ml

初発尿意から最大尿意まで2〜3時間あります。

 

腹圧性尿失禁

女性は年齢、出産、肥満などにより

骨盤底筋が弛緩して、膀胱、尿道の位置が下がっています。

特に縄跳びの二重跳びは失禁するという方が多いです。経産回数と腹圧性尿失禁のある人の割合は相関を示しているそうです。

 

 

骨盤底筋体操

骨盤底筋はインナーマッスルです。鍛えることで6〜7割が改善するといわれています。

 

 

ご参考までにどうぞ ^^

「教育とは・患者教育とは」東京顕微鏡歯科診療専門歯科衛生士Yu

  • 2019.01.17 Thursday
  • 22:32

最近、教育について考える機会がありまして、ちょと今日は教育について考えてみたいと思います(^^)

教育とは…

教え育てること

知識、技術などを教え授けること

人を導いて善良な人間とすること

人間に内在する素質、能力を発展させ、これを助長する作用

人間を望ましい姿に変化させ、価値を実現させる活動

一言に教育といってもこれだけ深く多くの意味があります。私たち歯科衛生士の仕事には、患者教育とよばれる医療専門家が患者や患者の介護者に対して、自身の健康にかかわる行動を変化させ、健康状態を改善させるプロセスがあります。

しかし、口腔の専門家としての知識だけでは患者教育はできないでしょう。歯科衛生士は他者である人間を教育できる程の人間力が必要なのです。そのためには自分自身日々、切磋琢磨成長していかなければなりません。完璧な人間はこの世には多分いないと思います。しかし完璧でなくとも、謙虚に他者への感謝の気持ちを忘れず、自分が社会の一員として何ができるのか、どのような人間になりたいのか、明確な目標を持ち毎日努力を怠らず生きることが人間としての器を大きくしてくれると考えます。

今日はとある学校の創立者の方の資料館に行ってきました。

そこには創立者の方が残した言葉がたくさん展示されていました。そこに「第三の教育」という言葉がありました。

『人は親から教育を受けます。次に教師から教育を受けます。もう1つ、人は自分自身から教育を受けます。自分自身からの教育は独学や自学という意味ではなく、もっと重大な意味を持たせています。教育の三本柱の1つ、1番大きな柱、基本となる柱。これを第三教育とします。

第一、第二、第三の教育はその順序で始まるというわけではなく、親からの教育を受けている間にも、この第三教育は盛んに行われているもので、学校に入ることになると第一、第二、第三の教育が、同時に並行して行われています。同時並行といってもこの三者のパーセンテージは個人の性質により、親や教師の仕向け方によって違ってくると考えられます。

どんな家庭環境を優秀なものとい言うべきでしょうか。それは第三者教育を進めた家庭教育をいうべきでしょう。どんな学校教育を優秀な学校教育と言うべきでしょうか。それは、質の上からも量の上からも優れた第三教育を促進した学校教育こそ、優秀非凡な学校教育と言うべきでしょう。つまり、家庭教育や学校教育が本当に正しい審判を受けるのは、10年、20年も経って後のことであって、おいそれと見てくれだけで、品定めするべき性質のものではありません。

いずれ親は亡くなり、学校とも縁が切れて、第三教育だけが残ります。自分自身をどう育てていくか、どう処理していくか。かつて身につけた第三教育は、燈台となり羅針盤となります。それどころか、質の良い第三教育は進歩発展してとどまるところがありません。あの人は良い家庭で育ったんだとか、あの人は学校でよくできたのだがなどと、惜しまれることがありますが、残念ながら第三教育の洗礼を受けていなければ伸びようがありません。

第三教育の主役は、本人です。それどころか教育といわれるもの全体にわたっての主役は被教育者と称せられる本人です。教育上の自然主義などが考えられるヨーロッパなどからみると、日本の家庭教育、学校教育は、まるですり餌を食わせられるような教育で、第三教育は育つべきものもありません。若い世代には特に考えてもらわなければなりません。

「老いて学べば、則ち死して朽ちず」というのは、第三教育の醍醐味をいったものです。「われは日に三度わが身を省みる」と謙虚となり、「自ら反みて縮くんば千万人といえどもわれゆかん」の大勇猛心も自分で自分を育てていこうと念願する第三教育からくるものです。』

さて、今の日本の教育はどうでしょうか。

いつの時代も子供は子供です。子供は変わりません。変わるのは子供を取り巻く環境だけです。

第一の教育、子供を叱らない親が増えました。叱ることが虐待だといわれるからでしょう。第二の教育、子供を叱れない先生が増えました。子供と一日一番長い時間を共にする教師が子供を正しい道に導くことができなくなりました。第三の教育、第一、第二の教育なしに第三教育は難しいでしょう。つまり今のほとんどの子供は、本来子供の頃受けるべき教育を受けることなく大人になってしまいます。

私たちは、日本の未来を担う子供達に自ら考え自ら育つ教育をするべきです。人間らしい感情も持ち、人の痛みを感じ、豊かな人間になる子供への教育が日本の将来を明るくしてくれるのではないかと思います。まだまだ半人前の私が偉そうにすみません…。

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