東京の顕微鏡歯科診療専門歯科衛生士 YUのブログ

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「う蝕の国際基準(ICDAS)」東京顕微鏡歯科診療専門歯科衛生士YU
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    ACFF

    「The Alliance for a Cavity-Free Future 」う窩のない未来への連携(同盟)

    2026年以降に生まれる全ての子供が生涯にわたってう窩のない状態でいられるために

    ACFF宣言

    世界的な指導者や関連するステークホルダー(国や地域のリーダー、医療及び歯科医療従事者、社会政策および教育関係者、そして一般の人々を含む)に対してう蝕が生涯にわたって続く疾患であるという重要性を認識し、依然として存在するう蝕の問題に対して、確実に影響を及ぼす包括的なう蝕予防法やマネジメントを伝える活動に参加するように要請するためには、国際的な協力活動が必要である。この活動は

    •適切なフッ化物戦略による一次予防の環境を確実に整えること

    •行動変化を促す教育と、適切なエビデンスに基づいた予防•治療技術を用いることにより初期う蝕病変を予防し、コントロールすることを推進する。

    われわれは、関連する組織や個人に対してACFFに参加し行動を起こし、そしてグローバルな健康問題としてのう蝕の予防やマネジメントの重要性を特に訴えるために、共同のコミットメント(誓約)を作成するように要請する。

    フッ化物による初期う蝕の再石灰化治療(初期う蝕は治る)

    しかし、診断が遅いと再石灰化治療は不可能。早期診断が必要→「う蝕の国際基準(ICDAS)の導入」ACFFのPitts先生がう蝕国際基準ICDASの原型となる

    エナメル質初期う蝕の診断

    エナメル質表面の唇•頬•舌(口蓋)側及び隣接面を歯ブラシとフロス等により清掃したあと、エアーで5秒以上の乾燥を行い、十分な照明下にて視診を行う。そして、エナメル質初期う蝕が疑われた場合、当該部位に過度な付加をかけないように注意しながら、必要に応じて機械的歯面清掃処置(PMTC)を行い再度歯面を乾燥した後、十分な照明下で目視により診断を行う。

    (日本歯科医学会)

    う蝕の国際基準(ICDAS)

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    ICDASコード0「健全な歯面」(歯面研磨後5秒間歯面乾燥)

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    ICDASコード1「目視できるエナメル質の変化」(歯面研磨後5秒間歯面乾燥)

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    ICDASコード2「明瞭に目視できるエネメル質の変化」(歯が湿った状態で目視できる白濁)

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    ICDASコード3「象牙質は見えず内因的な陰影のないう蝕に起因する限局性のエナメル質の崩壊」(エナメル質に限局したう蝕)

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    ICDASコード4「象牙質からの内在性の陰影」(象牙質が変色し健全エナメル質を透過して暗い陰影として認められる)

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    ICDASコード5「著名なう窩で象牙質を目視可能」

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    ICDASコード6「象牙質が見える拡大した明瞭なう窩、歯面の半分以上に拡大」

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    う蝕予防には早期発見が重要。う蝕は乳幼児、学童期、青年期、成人期、老年期と生涯にわたり私たちの体を脅かす疾患です。自分の口腔内のどこにリスクがあるのか、そのリスクに対する適切なのにケアを知っているのか。それが歯を守るために重要な第一歩です。

    ご参考までにどうぞ ^ ^

    | 顕微鏡歯科専門歯科衛生士 YU | 医療 | 22:00 | - | - |
    「膠原病とは」東京顕微鏡歯科診療専門歯科衛生士YU
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      膠原病とは様々な多臓器障害と免疫異常を特徴とします。発熱などの全身症状に加え、皮膚、関節、腎、漿水、肺、神経組織、心、筋などが同時にまたは時期を異にして障害され複雑、多彩な臨床像を呈します。 膠原病には関節リウマチ(RA)、全身性エリテマトー デス(SLE)、全身性硬化症( PSSまたはSSc )、多発性・皮膚筋炎(PM-DM)、結節性動脈周囲炎(PN)およびリウマチ熱(RF)の6疾患が含まれる。 類縁疾患としてはシェーグレン症候群、ベーチェット病、大動脈炎症候群、サルコイドー シス、種々の血管炎、種々皮膚病変を主とする疾患など多数の疾患が含まれる。 

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      (日本臨床検査医学会より引用)

       

      膠原病の概念

      1942年米国の病理学者Paul Klempererが提唱した病理組織学的概念です。

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      1病理学的側面 膠原線維(=結合組織)に異常がある疾患のこと

      2病因論的側面 自己抗体の出現を認め自己免疫の関与が推測される

      3臨床的側面 関節痛、筋肉痛などを伴いリウマチ性疾患の要素あり 

       

      結合組織とは

      ヒトのあらゆる器官は、上皮組織、支持組織(結合組織)、筋組織、神経組織の4種の組織によって構成されています。結合組織は全身のあらゆる部位に分布しています。

       

      結合組織に主な役割(細胞間質の主な線維…膠原線維•コラーゲン)

      組織と組織の間をつなぐ、埋める

      血管やリンパ管や神経の通り道

      微生物などの侵入に対する生体防御の場

       

      膠原病の症状

      1 発熱 全身性の炎症疾患であり、膠原病に特徴的

      2 全身の非特異的な症状 全身倦怠感、易疲労感、体重減少など

      3 皮膚症状 蝶形紅斑、輪状紅斑、紫斑など

      4 関節症状 多発関節炎を伴うことが多い

      5 レイノー現象 全身性エリテマトーデス、強皮症、混合性結合組織病(MCTD)で出やすい

      (寒冷刺激にさらされると最初は手指が白い蝋(ろう)のような蒼白色に変わりしびれ感を伴います。刺激が終わって10〜15分くらいで赤色または紫色(チアノーゼ様)に色が変化して正常にもどることが多い)

      6 筋力低下 しゃがみ立ちができないなど

       

      膠原病の治療薬

      1副腎皮質ステロイド

      2免疫抑制剤

      3非ステロイド性抗炎症薬

      血漿交換療法(旭化成メディカル)

      | 顕微鏡歯科専門歯科衛生士 YU | 医療 | 21:08 | - | - |
      「健康長寿のためのオーラルフレイル予防」東京顕微鏡歯科診療専門歯科衛生士YU
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        超高齢社会となった我が国において、住み慣れた場所でいつまでも自立した日常生活を過ごせるように地域で支え合うことがとても重要です。高齢になっても元気で生活できるようにしていくための「健康長寿の3つのポイント」があります。

         

        1)栄養・口腔機能(オーラルフレイル予防)

        2)運動・身体活動

        3)社会参加、余暇活動・ボランティアなど

         

        今回は「栄養・口腔機能(オーラルフレイル予防)」についてです。

         

        口の動きが低下し、うまく噛めない食品が増えると十分な栄養が摂れなくなることがあります。また、滑舌が悪くなったり話しにくくなるなどの理由で人との交流が減り、家に閉じこもりがちです。特に高齢の方ではその危険性が高くなります。このように口腔機能が虚弱になることを「オーラルフレイル」といい、オーラルフレイルが発端となって心身の虚弱な状態を招くことがあります。

         

        オーラルフレイルの予防

        歯や口腔機能が維持できている人ほど生活機能も高いという関係が明らかになっています。

        ・歯の本数が多い人ほど寿命が長い

        ・残っている歯が多い、又は義歯などで補い、口腔機能を維持できている人ほど、認知症リスクが低くなる

        ・なくなった歯が多いほど転倒しやすい

        ・口腔ケアをすることが肺炎予防につながる

         

        オーラルフレイルにならないようにするにはどうしたら良いのでしょうか。

        それには口腔機能を保つことが一番大切です。そして口腔機能の軽度な衰えに早く気づくことがとても大事です。また、衰えてきたと思ったら早期に改善対策を行うことがオーラルフレイルの予防につながります。具体的には若い時から定期的に歯科検診を受け治療を行い、自分の口腔内のリスクポイントを知り、歯の喪失を防ぎ、補うことが重要です。また、毎日ご自身で行えることとして次のようなこともあります。

         

        1)咀嚼(噛むこと)、嚥下(飲み込むこと)

        噛むこと、飲み込むことは全身状態にも関係します。噛み砕く力があることや噛める状態を保っているか、むせずに飲み込む力があるか等が重要です。喉の周囲や舌の筋肉の力が衰えてしまうと、噛むことや飲み込むことが難しくなります。咀嚼や嚥下の問題が起こると食欲が低下し、十分な栄養が取れなくなることにもつながります。噛むことや飲み込む力を保つには、口の周りや舌、首をよく動かしてあげることが効果的です。継続して行うことにより、噛むことや飲み込む力を保つ効果以外にも、唾液の分泌を良くする、発音がはっきりする、表情が豊かになる効果も期待できます。

         

        「パタカラ体操」

        パ)唇を閉じたり、開いたりすると口唇の筋力を鍛える効果があります。

        タ)「タ」の発音は舌の前方が上に持ち上げる訓練が出来ます。食べ物を押しつぶしたり、飲み込みやすくなることにつながります。

        カ)のどの奥の方に力を入れて発音するときにのどの奥を閉めます。

        ラ)「ラ」を発音するときの舌尖を上顎の前歯の裏につける動きが、口の中で食べ物を動かす舌の動きを鍛えます。

         

        「お口の体操」

        公益社団法人日本歯科衛生士会より引用

         

        2)口腔乾燥の予防

        唾液は食べ物をまとめる・送り込むためや、口腔粘膜を保護するためになくてはならない存在です。その他にも、消化・殺菌・緩衝作用など多くの働きをしています。加齢による生理的現象や、服用しているお薬の副作用などで唾液の量が少なくなると口の中の汚れが停滞しやすくなります。また、口腔乾燥が強いと舌が動きにくくなり、「食べ物を送り込みにくい」「飲み込みにくい」「話しにくい」等の問題が起こることがあります。唾液が少ないと感じたら、唾液腺をマッサージしてあげることも効果的です。また、ストレスを溜めると唾液の量が減ってしましますので日頃からストレスを溜めすぎないよう、適度に体をリフレッシュをすることもとても大切です。

        | 顕微鏡歯科専門歯科衛生士 YU | 医療 | 06:34 | - | - |
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