「褐色脂肪細胞 iPS細胞」東京超高画質マイクロCTスキャン顕微鏡歯科診療アシスタントYU

  • 2013.11.04 Monday
  • 19:18
先日受講した、国立国際医療研究センター研究所の西尾美和子先生の講義について、まとめさせていただきます。

私たちヒトは、約200種類の細胞からできています。そしてその細胞の元になる細胞が幹細胞です。幹細胞には二つの能力があり、一つは自己複製能つまり、同じものを作り出す能力。もう一つは、多分化能といって異なる種類の細胞に分化する能力です。

再生とは、トカゲのしっぽのように、元通りになることをいいます。つまり、再生医療とは、ある臓器からは幹細胞を採取し、分化させ、また新しい臓器として移植することをいいます。

そして昨年、ノーベル医学生理賞を受賞した京都大学の山中伸弥先生は、通常は他の機能をもつ細胞に分化しない皮膚の線維芽細胞から多能性のある細胞を開発しました。

線維芽細胞に4つレトロウイルスの因子を入れ、初期化した幹細胞、これを人工能性幹細胞(iPS)と名付け発表しました。


iPS細胞が発表されたことにより、アルツハイマーのメカニズムを研究できたり、今まではマウス、人体でされていた新薬などの副作用の治験に、iPS細胞の生殖細胞を使うことで人体には及びませんが、マウスより一つ進んだ治験ができるようになります。日本では始めに、加齢黄斑変性症の臨床応用に適用されることが決定しています。

このiPS細胞を応用して現在研究されているものが褐色脂肪細胞です。

褐色脂肪細胞(BAT)とは、私たちの体の中にある脂肪細胞の一つで、皮下脂肪である白色脂肪細胞(WAT)が悪玉だとすると、褐色脂肪細胞は善玉の脂肪細胞と考えると良いかと思います。

褐色脂肪細胞は、ヒトは生まれた瞬間に100%の状態で存在します。そして、体外に出たことにより体温調整をするために褐色脂肪細胞の数がすぐに減少し始めるといわれています。そして子供の頃100gほどある褐色脂肪細胞は成人する頃には40gくらいになるそうです。また、ある大学の実験では室温16度の中で二ヶ月過ごすと褐色脂肪細胞が活性化され、基礎代謝が上がったことから、褐色脂肪細胞は冷たいことで活性化されるといわれています。肩甲骨に多くあり細胞は茶色をしていてミトコンドリアが豊富なのが特徴です。


マウスによる実験で、褐色脂肪細胞の活性化により
体熱産生
肥満防止
脂質、糖代謝の向上
レプチン感受性維持
の研究結果がでているということです。

この褐色脂肪細胞を生体から採取することは予後がわからないので、代わりにiPS細胞でclassicalBAを作製しようということになりました。

ヒトBAは褐色脂肪細胞を活性化させるので、糖尿の治療などに使えるのでは期待されています。現段階ではヒトBAを移植することが研究されていますが、将来的には因子を薬剤とさはて投与することが目標とされています。マスコミでは、褐色脂肪細胞を活性化させる食物として以下のものが推奨されています。


最後に、恐れ多いながらも「褐色脂肪細胞を増やすことは出来ないのか」と質問させて頂いたところ、それについてはまだわかっていないとのことです。例えば運動することで増えるのかもハッキリとわからないとのこと。ただ成人になるにつれて、減少していく褐色脂肪細胞の維持には繋がるのでは考えられているそうです。

またしても健康維持の基本である、運動と栄養が肝心ですね。

ご参考までにどうぞ。

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