「半側空間無視と上縦束」東京顕微鏡歯科診療専門歯科衛生士YU

  • 2017.03.20 Monday
  • 21:04
半側空間無視(USN)とは大脳半球病巣と反対側にある刺激を発見して反応したり、その方向を向いたりすることが障害される病態。急性期を除けば右半球損傷後に生じる左半側空間無視が圧倒的に多い。

右半側空間無視は完治することが多いが、左半側空間無視はリハビリの予後が良くない。

無視する対象は視空間、触覚、聴覚である。正常な聴覚では、音のタイムラグで左右どちらから聞こえてくるのか判断している。左半側空間無視の場合は左への注意が乏しいので聴覚の反応も悪くなるが、実際は目が合って注意が左へいくと左からの呼びかけで振り向く。

典型的外観:安静時、座っている時に体に対して首は右向き、眼球も右向きである。BA8は対側の眼球を動かす。眼球も右を向いたままだもBA8まで病巣が影響している。また、プッシャー症候群という麻痺側に倒れていく、体幹や軸がずれる。左側限局の口腔内食物残渣(機能に問題なかったら疑う)  

半側空間無視の責任病巣として下頭頂小葉皮質下領域を走行する上縦束が注目されている。上縦束は前頭葉と頭頂葉を走行する神経線維である。つまり頭頂葉だけでなく前頭葉に病巣がある場合も機能乖離がおき半側空間無視が発症する。

前頭葉と頭頂葉を走行する上縦束(SLF)には3つの神経線維がある。上縦束2(SLF2)は下頭頂小葉と下前頭回後部を結ぶ神経線維であり、空間性注意に関するネットワークがある。下頭頂領域の尾側損傷後に空間的注意に重度障害を示す。

半側空間無視重症度の検査で重要となるのが、半側空間無視がどの範囲で起きているか。パーソナルスペイス(自分でからだを触われる範囲)、ペリパーソナルスペイス:近位空間(手の届く範囲の動き)、エクストラパーソナルスペイス:遠位空間(目的の場所にうまく行けない) 空間が広くなるほど重症度は高くなる。

ご参考までにどうぞ^ ^

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