「リスクに基づくPMTCとシーラントによるう蝕予防処置法 東京歯科大学 眞木吉信先生」東京顕微鏡歯科診療専門歯科衛生士YU

  • 2017.10.02 Monday
  • 01:40

本日の東京デンタルクリニック ライオン歯科衛生研究所 カリエス・リスク・コントロールセミナーのご報告。眞木吉信先生はお人柄のとても良い先生でした。たくさん質問させてもらい、質問に丁寧に答えて下さいました。久々に専門学校時代を思い出しました。

今日の講義の内容を忘れないように、ひとまず書き出していきます!

PTCとは機械を使う歯面清掃全てをいう(1900年代〜)

PMTCとはEvatip、Evaprofim、フッ化物を用いた歯面清掃をいう(1980年代〜)

カリエスリスクの意義について

どんなにリスクがない人でも半年に1回は必ず定期検診が必要

う蝕予防のメニュー
1フッ化物
2シーラント
3プラークコントロール
4代用甘味料の使用
5シュガーコントロール

ニューブラン先生は上記のう蝕予防のメニューについて、本当に効果があるのか研究した。
スクリーンショット 2017-10-19 14.41.38.pngスクリーンショット 2017-10-19 14.41.57.png
その結果、ホームケアでは、歯ブラシによるう蝕予防効果は明らかではない。フッ化物は効果あり。つまり歯ブラシではを磨くだけではダメ、フッ化物を用いて磨くことに意味がある。

プロフェッショナルケアでは、PTCを年に何回か受けた場合のう蝕予防効果は明らかではない。シュガーコントロールも効果は明らかではない。週に1回受ける場合は効果がある。シーラントも効果あり。

コミニティーでは、歯磨き指導は年に1回ではう蝕予防効果なし。シーラントは効果が認められた。
 

 

小窩裂孔対策の時代の流れ

東京歯科大学教授の竹内光春先生がシーラントの第一人者。竹内先生は「う蝕発病論」からシーラントを考えた

フッ化物の応用は平滑面のみである。咬合面はプラークを完全に取りきることができないので、効果は低くなる。フッ化物とシーラントは目的が違う。シーラントは取れていい。なぜなら、シーラントの予防目的は発病時期の先送り、発病のピークが過ぎればエナメル質が成熟し結晶が厚くなる。咬合面の萌出後のカリエスリスクを隣接面と同じくらいに抑える。5年間保持できていれば良い。


う蝕はゼロにするのではなく、いかに遅らせるかが重要。それが予防。

ミュータンス菌には、フッ化第一スズしか効果がない。

フッ化物とエナメル質の反応はかなり早い、一瞬で反応する。フッ化物は量ではなく、濃度と頻度が重要。

フッ化物塗布してから2時間おくのが1番効果があるが、人の口腔内での実験データはない。ホームケアで口腔内に唾液がある場合は頻度を増やすのが効果的である。

フッ素濃度が500ppm増えるとう蝕予防効果が6%増える。世界的にはISOから安全で効果がある歯磨剤のフッ素濃度は1500ppmと提唱されている。

その他、染め出し液や歯磨剤のフッ素濃度についての最新のお話も聞くことができました。

色々と考えされられる講義でした。明日からの患者さんのう蝕予防に活かせるよう頑張ります。

calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< June 2018 >>

【Advanced Care Dental Office】

東京超高画質マイクロCTスキャン顕微鏡歯科治療専門 初診受付03-5638-7438 月曜~金曜9:00am~4:30pm (不定休)1日数名限定・完全予約制・全個室。同時並列診療なし。歯周病治療・根管治療・虫歯治療すべて顕微鏡歯科治療、ラバーダム防湿法。

顕微鏡専門歯科衛生士

selected entries

categories

archives

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM