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「薬剤耐性(AMR)を知ってますか」東京顕微鏡歯科診療専門歯科衛生士YU
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    細菌やウイルスなどの病原体によって引き起こされる病気のことを感染症といいます。こうした感染症の中で細菌が原因で引き起こされる病気に有効なのが、原因となる細菌などを殺したり、その増殖を抑制したりする働きを持つ抗菌薬です。

    1928年フレミング博士がペニシリンという抗菌薬を発見したことにより、様々な感染症の治療が可能となりました。

    しかし、1980年以降従来の抗菌薬が効かない「薬剤耐性(AMR)」を持つ細菌が世界中で増えています。世界中で抗菌薬への耐性を持つ様々な細菌が確認されています。このため感染症の予防や治療が困難になるケースが増えていて、今後も抗菌薬の効かない感染症が増加することが予測されます。



    薬剤耐性AMR (Antimicrobial resistance)とは
    特定の種類の抗菌薬が効きにくくなる、または効かなくなることを薬剤耐性と言います。耐性菌が増えると抗菌薬が効かなくなることから、これまでは感染・発症しても適切に治療すれば回復できた感染症が重症化しやすくなり、さらには死亡に至る可能性が高まります。

    薬剤耐性の拡大を防ぐため、抗菌薬は必要な場合に適切な量を適切な期間、服用する必要があります。あらゆるお薬は、医師や薬剤師の指示から外れた使い方をすると十分な効果が期待できません。特に抗菌薬については、こうした不適切な使い方をすると新たな耐性菌が出現するリスクが高まるといわれています。

    薬剤耐性(AMR)の拡大を防ぐため、抗菌薬を服用する際は、医師や薬剤師の指示を守って、必要な場合に適切な量を適切な期間服用することが大切です。もしも以前に処方された抗菌薬が残っていても、それを自己判断で飲むことは止めましょう。似たような症状でも、原因となる細菌が異なる場合がありますし、例え同じ細菌だとしても、中途半端な抗菌薬の使用は、耐性菌を増やす可能性があります。

    また私たちが日常的に感染しない意識を持って生活することがとても重要です。そのための日ごろから手指衛生の徹底、咳のある時は飛沫を防ぐためのマスクの着用、病原菌に対するワクチン接種を受けましょう。



    また医療現場での耐性菌の増加が問題になっています。薬剤耐性菌が健康な人に影響を及ぼすことはほとんどありませんが、免疫が低下した方や高齢者がこれによる感染症を発症すると治療が長引き死に至ることもあります。なかには抗菌薬がまったく効かない細菌もあり、発症しても治療手段がないという可能性もあります。そのため薬剤耐性菌による感染症よる死亡リスクが高くなります。

    薬剤耐性菌を作らないこと、感染しないこと、感染したときに周りに広めないこと、薬剤耐性菌と戦える抗菌薬を残しておくことが私たちにできる薬剤耐性の拡大を防ぐことにつながります。

    かしこく治して、明日につなぐ 〜抗菌薬をかしこく使ってAMR対策 動画

    薬剤耐性対策 世界での取り組み



    ご参考までにどうぞ^ ^
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