「認知症とオーラルケア」東京顕微鏡歯科診療専門歯科衛生士YU

  • 2018.03.01 Thursday
  • 17:30

2015年の研究データでは85歳以上の約半分が認知症であり、2035年には85歳以上の約6割が認知症を発症すると予想されています。中年期は主に生活習慣病の予防がメインとなり、病気の早期発見・早期治療が大切です。しかし高齢期になると今度は老年症候群@健康長寿ネットの予防がメインとなってきます。そして危険な老化サインの早期発見と早期対処が求められます。

 

認知症の原因疾患ではアルツハイマー型認知症が多い割合を占めます。アルツハイマー型認知症は脳の海馬の著明な萎縮が生じます。

 

認知症に罹患すると現れる症状が中核症状と、周辺症状です。

中核症状は必ず現れる症状です。周辺症状は中核症状にストレスが加わった結果現れる症状と考えられていて、個人差があります。

 

「かかりつけ歯科医」のいる人は長寿なのか? の著者である、星旦二先生の研究によると、かかりつけ歯科医のいる人はそうでない人に比べて生存率の差が出てくること、寿命が伸びるというデータが出ています。

正しい口腔衛生をすることによって、良好な口腔環境ができ、なんでも美味しく食べられる、外出すことが多く、生きがいを感じる、するとQOLが上昇し寿命が伸びるのではないかと考えられています。

 

神奈川大学の研究では、咀嚼能力と認知症発症までの経過を調べたところ、歯がなく入れ歯も使っていない人は、歯が20本ある人に比べて、認知症発症のリスクが1、9倍となりました。

 

とある老人ホームにて、口腔ケアをやっている人はやっていない人に比べて認知機能の低下が異なるという結果が出ています。

 

歯が少ない人は前頭葉の容積が減少している傾向があり、歯が少なくなっったことが脳の働きに影響していると考えられています。咀嚼による刺激が中枢神経の活性化や記憶力の向上に効果があり、噛むという行為が認知症予防に重要な役割を担っていると考えられます。また、入れ歯の使用で脳への刺激を維持できるので、入れ歯を使うことで認知症の発症率を抑えることができると考えられます。

また口腔ケアは、軟組織のマッサージ、咀嚼昨日の回復、唾液の分泌、嚥下のリハビリになります。自分で噛んで食べられるということは人間にとって大きな喜びです。社会性を保つことが食事の多様性につながります。

 

認知症予防には地中海式の食事がオススメだそうです。認知症のリスク因子である、糖尿病の予防にもなります。

 

認知症の人の口腔のトラブルについて

・虫歯、歯周病が増えた

・入れ歯が使えない

・口や喉の力が弱くなった

・顎が外れた(自分で訴えることができないので、そのままのこともある)

自分の異変を的確に伝えられないことが最大の要因です。口腔ケアをするときは本人が理解しやすいようにすることが大切。できることは本人にやってもらうことも大切です。

 

ご参考までにどうぞ ^^

 

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