「脳梗塞の分類と画像診断」東京顕微鏡歯科診療専門歯科衛生士YU

  • 2018.03.22 Thursday
  • 22:48

脳梗塞は脳の血管が閉塞することで、その血管が栄養している部分が機能しなくなるために症状が出現する病気です。

比較的太い血管が詰まる原因は、動脈硬化によって血管が徐々に狭窄する場合と、心房細動などが原因で心臓内にできた血栓が血流に乗って脳に飛び込んでくる場合があります。

 

症状と病歴で診断します。脳の一部の障害で説明できるような症状が急に発生した場合、脳卒中を強く疑います。脳卒中は脳梗塞と脳出血を含みますが、頭部単純CTを撮影することで脳出血を除外できます。また、頭部MRIは脳梗塞の病巣自体の描出が可能で、同時に血管の状態も確認できます。

発症した部位によって種々の症状を呈します。主なものでは片側の麻痺や感覚障害を呈します。軽微な症状の場合は喋りづらい、飲み込みにくいなどの症状だけを認めることもあります。

 

「脳梗塞の分類」

ラクナ梗塞

病態 高血圧などによって細い血管の壁が厚くなり、詰まる

原因 高血圧、脂質異常、糖尿病などによる動脈硬化

症状 急性発症だが、徐々に憎悪することもある。比較的軽症

 

アテローム血管性脳梗塞

病態 比較的太い血管の壁が動脈硬化で細くなり詰まる

原因 高血圧、脂質異常、糖尿病などによる動脈硬化

症状 急性発症だが、徐々に憎悪することもある。比較的軽症

 

心原性脳梗塞症

病態 心房細動などが原因で心臓内にできた血栓が血流に乗って脳に詰まる

原因 心房細動、弁の異常

症状 突然発症で比較的重症

 

「脳梗塞の画像診断」

単純CT

急性期には皮質と髄質の境界が不明瞭となり、太い血管が閉塞している場合、高吸収(白く)に見える。時間の経過とともに低吸収(黒っぽく)見える。短時間で撮影でき、出血との鑑別に有用

 

スクリーンショット 2018-03-22 22.56.07.png

 

MRI/MRA

急性期よりDWIより高信号と呈し、CTより感度が高い。時間の経過とともにFLAIRでも高信号となる。

IMG_2792.jpg

MRAでは頭蓋内血管の描出が可能。CTより撮影に時間がかかり、体内金属によっては撮影が困難なことがある。

IMG_2793.jpg

 

造影CT

単純CTに加え、頭蓋内血管の描出が可能。また、灌流画像を組み合わせて適切な解析を加えることで評価に使える。

IMG_2794.jpg

血管造影

梗塞巣の評価は困難だが、高精度の血管情報や灌流評価が可能である。検査には侵襲を伴うが、血管回収術には必須である

IMG_2795.jpg

 

ご参考までにどうぞ^^

 

 

 

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