「脳の基礎講座2」東京顕微鏡歯科診療専門歯科衛生士YU

  • 2018.06.07 Thursday
  • 08:50

大脳皮質と運動野

〜大脳の4つの領域と代表的な役割〜

大脳半球の外側表面は中心溝や頭頂後頭葉などの溝により、4つの葉に分けられる

・前頭葉 精神活動(人間らしさ)、運動性言語(発話)、随意運動

・頭頂葉 体性感覚、視覚聴覚の統合

・側頭葉 聴覚、感覚性言語、視覚性認知

・後頭葉 視覚

IMG_3907.jpg

〜4つの葉の連動〜

視覚→視覚野→頭頂連合野(何がどこにどういう状態にあるのか)、(側頭連合野 何か)→前頭連合野(どうするか)→運動野→運動の実行

聴覚→頭頂連合野(何がどこにどういう状態にあるのか)→前頭連合野(どうするか)→運動野→運動の実行

温痛覚、触覚→感覚野→頭頂連合野(何がどこにどういう状態にあるのか)→前頭連合野(どうするか)→運動野→運動の実行

IMG_3908.jpg

〜前頭葉の一次運動野〜

大脳の中心溝より前の部分。前頭連合野、高次運動野、一次運動野の3つに分けられる。

大脳の約30%を占め、20歳前後でやっと成熟すると言われている。子供がすぐ駄々をこねたり、我慢ができないのは前頭葉が未熟なせいでもある。

・前頭連合野 判断、思考、計画、企画、注意、抑制、コミュニケーション能力

・高次運動野 一連の運動を準備する、自発的に一連の運動をプログラムする

・一次運動野 随意運動を実行する

IMG_3910.jpg

〜ペンフィールドの脳機能マッピング〜 運動機能局在の分布(1937)

Penfield先生らは、大脳皮質を電気刺激し体の動きとの対応を研究することで一次運動野の地図を作成した。体制感覚野と隣接しておりほぼ一致している。初めは犬、その後囚人を対象に実験している。

IMG_3915.jpg

〜Precentral knobのバリエーション(手の運動支配領域)〜

IMG_3704.jpg

一次運動野の手の機能局在をみる(逆Ωサイン)

利き手と脳の関係

中心溝の長さが異なる。右利きは左脳の方が中心溝が長くΩのボリュームが大きい。左利きは左右差がない。

Precentral knobに伴う症状(損傷されても形は変わらない)

・握力が弱くなる

・手の巧緻性の低下

〜Precentral knobの同定 Ωサインはどこにあるか…〜

1)上前頭回

2)中前頭回

3)中心前回にある突出部

4)中心後回に向いたフック形状

スクリーンショット 2018-06-07 11.53.16.png

IMG_3917.jpg 

〜白質の髄鞘化の順序〜

スクリーンショット 2018-04-12 11.41.10.png

大脳皮質が髄鞘形成されると、軸索が伸びにくくなる。大人は髄鞘形成がされているので脳神経を損傷すると回復が厳しい。子供の方が回復が早い。脳は筋肉のように使ってあげると大きくなる。脳は使わなくても小さくはならないが老化が早い。脳の構造は変わらないがネットワークの神経が変化してくる。海馬の成長は15歳までといわれている。15歳以降は人間らしく生きるために大切な「判断、知識、理解」など応用力が育つ。(55歳くらいまで)

〜ペンフィールドの脳機能マッピング〜

スクリーンショット 2018-06-06 19.46.45.png

                (脳機能局在より引用)

calendar

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< August 2018 >>

【Advanced Care Dental Office】

東京超高画質マイクロCTスキャン顕微鏡歯科治療専門 初診受付03-5638-7438 月曜~金曜9:00am~4:30pm (不定休)1日数名限定・完全予約制・全個室。同時並列診療なし。歯周病治療・根管治療・虫歯治療すべて顕微鏡歯科治療、ラバーダム防湿法。

顕微鏡専門歯科衛生士

selected entries

categories

archives

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM