「成人期の神経発達障害」 東京顕微鏡歯科診療専門歯科衛生士YU 

  • 2019.12.18 Wednesday
  • 08:55

発達障害の定義に記載されている症状は、幼児期から学童期が最も典型的であり、成長とともに非典型的になることが多い。

大人の発達障害の診断には、「発達障害があるか否か」ではなく「発達障害の要因がどの程度その人の精神状態、および生活の質に影響を及ぼしているか」である。

 

特有の症状の組み合わせが一定の年齢以前から見られるのが「特性」、その特性によって、何らかの社会生活上の支障をきたしていると「障害」と診断を受ける。生物学的な要因だけではなく、社会的な要素を含んでいることが重要。

 

 

幼児期、学童期に発達障害の診断を受けず、青年期・成人期にうつ病などの精神障害を発症することが多く、二次障害と言われている。うつ病を主訴に病院を受診したところ、発達障害の診断をされる人が多い。

 

 

二次障害(精神的変調)

1 過剰なノルマ化と意欲低下の葛藤

過剰なノルマ化が生じる反面、自己評価が低くなり意欲が低下しがちであるため、葛藤し気持ちが空回りしやすい。症状として、うつ、強迫、摂食障害の背景にこのようなメカニズムが見られることが多い。

 

2 感覚過敏と興味の狭小化

興味の狭いところに強いストレスやトラウマがあるとちょっとした感覚の異常に意識が集中したり、特定の物事に過度に没頭したりする。解離症状を呈することが知られている。

 

3 良好すぎるエピソード記憶とイマジネーションの欠如と乖離

過去のエピソード記憶をデジタル映像のように良好に記憶して忘れられない反面で、対人関係や社会的状況に関する将来を想像することが苦手である。この乖離のため情報が不十分な場面においては不安や恐怖が高まりやすく、ストレスやトラウマによって容易に適応障害やPTSD(Post Traumatic Stress Disorder :心的外傷後ストレス障害)のような状態になってしまう。

 

発達障害の多くは、医療的概念でありながら、科学的根拠や原因が特定されてなく、曖昧で不確実な要素を持っています。発達障害の原因は概念上、「脳機能の障害」とされていますが、専門家の間での意見に相違があり、今のところ科学的根拠を提示できる段階にありません。米国でも成人への発達障害への取り組みは歴史が浅く、十分な取り組みがされていません。どちらかというと発達障害を早期に発見し個別な支援を行なっていくことに力点が置かれているようです。早期の取り組みにより、成人した際の自立度を高めることに重点が当てられています。

 

 

青年期・成人期の発達障害者へのネットワーク支援に関するガイドライン 厚生労働科学研究障害者対策総合研究事業

 

成人期ADHD診療ガイドブック

 

海馬回旋遅滞症@脳の学校

 

 

発達障害者就労支援の概要

 

 

ご参考までにどうぞ。

 

calendar

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< July 2020 >>

【イリタニオフィス】

東京超高画質マイクロCTスキャン顕微鏡歯科治療専門 初診受付03-5638-7438 月曜~金曜9:00am~4:30pm (不定休)1日数名限定・完全予約制・全個室。同時並列診療なし。歯周病治療・根管治療・虫歯治療すべて顕微鏡歯科治療、ラバーダム防湿法。

顕微鏡専門歯科衛生士

selected entries

categories

archives

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM