「当院の通常診療の標準予防策についてご紹介」東京顕微鏡歯科診療専門歯科衛生士YU

  • 2020.04.07 Tuesday
  • 10:19

1手指衛生

手指衛生は標準予防策の基本です。「手指衛生」には、通常石鹸、または消毒薬の入った石鹸(スクラブ剤など)と水による手洗いと、水を使用しないアルコールをベースにした製剤の使用が含まれます。

 

 

(※当院では来院された全ての患者さんに入室前に手指消毒をお願いしています。)

 

特に手指衛生が勧告されているのは、湿性生体物質に触れた後、患者ケアの前後、手袋を外した後です。手袋の微小孔(ピンホール)や破損によって手が汚染する可能性があるので、手袋を外した後も行います。

 

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(当院ではスタッフ全員でピンホールや手袋を外す時に汚染される場所を確認しました。)

 

手の除菌という観点からは多くの場合、消毒薬成分の入った石鹸と流水、またはアルコールをベースとした速乾式手指消毒の使用が普通石鹸と水による手洗いより優れています。したがって、目に見える汚染がある場合には流水による手洗いが推奨されますが、簡便さや除菌効果を考慮すると、それ以外の場合にはアルコールをベースとした速乾式手指消毒薬の使用が適しています。ただし、一部のウイルスや芽胞にはアルコールに耐性を持つものがあるので、アルコールの効果が低いことを認識し石鹸と流水による手洗いを適宜組み合わせることが望ましいです。

 

2個人防護具(PPE)

ガウンやエプロンは患者の処置中に湿性生体物質で皮膚や着衣を汚染しやすい時に着用するため、水分が浸透しないように防水・撥水性で非浸透性の機能が求められます。マスク、およびゴーグル、フェースシールドは湿性生体物質の飛沫が顔面などに付着するのを防止しる目的で着用します。この場合のマスクは通常のサージカルマスクを装着します。手袋は湿性生体物質やそれらで汚染された器具に触れる時、あるいは粘膜や創に触れる時に着用します。清潔な未滅菌手袋で良い。これらの防護用具は処置の終了とともに外し、次の処置には新しい清潔な防護用具を使用します。

 

 

呼吸器衛生/咳エチケット

2003年に流行したSARSアウトブレイク時に救急外来における患者や患者家族によるSARS-CoV伝播によって医療現場での最初の受診時に感染制御策を迅速に実施する必要性が強要されました。提案された戦略は呼吸器衛生/咳エチケットと名付けられ、標準予防策の新しい要素として感染制御の実践に取り込まれるように意図されています。

この戦略は、未診断の感染力のある呼吸器感染症の患者、同伴家族、友人をターゲットとしていて、咳、充血、鼻水、呼吸器分泌物の増加といった症状のある全ての人が医院設備に入る時に適用されます。くしゃみと咳を覆い咳をしている患者にマスクをさせることは、感染者が呼吸器分泌物を空気中に拡散させないようにするための感染源の封じ込めの証明済みの方法です。

マスクやティッシュペーパーで鼻、口を押さえられない場合には腕で押さえることによって飛沫の拡散を最小限にすることができます。

 

厚生労働省より引用

 

1m未満の物理的な接近は飛沫伝播を介した感染伝播を増大させるかもしれないため、感染していない他の人と感染者の距離を確保することが望ましいです。手指衛生の効果については、ウイルス伝播の低減や医療現場の内外で呼吸器感染症の発生を減らすことがわかっています。

医療従事者が呼吸器感染の症状のある患者を検査したりケアしたりする場合には飛沫予防策と手指衛生をすることが推奨されます。呼吸器感染の症状のある医療従事者は患者への直接接触は避けることが推奨されますが、できない場合は患者ケアの時はマスクを装着します。

 

4患者配置

患者配置を決定するときは感染性微生物の伝播の可能性を考慮します。感染性および非感染性も含めた患者にとって有害な事象の減少と「個室管理」との間には有益な関係があることが示されています。

 

(当院は個室診療であり並列診療もありません。)

 

5患者処置に使用した器材、器具の取り扱い

患者に使用した器材は、付着した血液や体液が飛散しないように運搬し作業者の安全に注意して洗浄します。プラスチックエプロンと手袋を必ず着用します。再利用する器材は消毒や滅菌に先立ち、有機物を除去するため確実に洗浄します。滅菌後、払い出しされる器具が確実に滅菌できているかを確認する「滅菌保証」も重要です。

 

(当院の滅菌保証システムです)

 

 

 

 

 

 

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