日本人と肺炎 東京顕微鏡歯科診療専門歯科衛生士YU

  • 2020.07.19 Sunday
  • 13:29

肺炎は国内において死亡率、発症率ともに高い疾患です。

〜平成30年(2018)人口動態統計月報年計(概数)の概況より引用〜

(平成 29 年の「肺炎」の低下の主な要因はICD-10(2013 年版)(平成 29 年1月適用)による原死因選択ルールの明確化によるも

のと考えられます)

 

日本人の肺炎における肺炎の推移を振り返ると、明治時代の終わりから昭和初期にかけて、肺炎、結核、胃腸炎といった感染症が死因の上位にありました。特にスペイン風邪が流行した1918年前後は肺炎が死因の第1位となっていました。このことから感染症というのは、常に社会の変化に影響を受けていることがわかります。感染症に大きな変化を与えたのは、1942年頃から実用化されたペニシリンによる感染症治療です。日本でもペニシリンをはじめとした様々な抗菌薬が使用されるようになりました。

 

〜抗菌薬を上手に使ってAMR対策より引用〜

 

 

そのため肺炎を含めた感染症による死亡者は大幅に減少しました。しかし、1980年代より肺炎による死亡者は減少から増加に転じます。肺炎の年齢階級別死亡者数のデータから肺炎死亡者の96%以上が65歳以上の高齢者です。日本の超高齢社会という社会構造そのものが肺炎死亡者増加の原因と考えられます。

 

市中肺炎重症度分類

年齢  男性70歳以上 女性75歳以上

脱水  BUN21mg/ml以上、または脱水あり

呼吸不全 SpO2 90%以下

意識障害 あり

血圧低下 収縮期 90mmHg以下

 

0項目該当→軽症 外来治療

1or2項目該当→ 中等症 外来または入院

3項目該当→重症 入院治療

4or5項目該当→超重症 ICU入院

 

 

院内肺炎重症度分類

免疫不全 悪性腫瘍または免疫不全状態

呼吸不全 SpO2 90%以下

意識障害 あり

年齢   男性70歳以上 女性75歳以上

脱水   乏尿または脱水

 

 

医療・介護関連肺炎(NHCAP)の定義 (日本独自の考え方)

1)長期療養型病床郡、もしくは介護施設に入所している(精神病床も含む)

2)90日以内に病院を退院した

3)介護を必要とする高齢者、身体障害者

4)通院にて継続的に血管内治療(透析、抗菌薬、化学療法、免疫抑制薬など)を受けている

 

 

細菌性肺炎と非定型型肺炎(β-ラクタム系抗生物質の効果がみられない肺炎のうち結核などを除く一群)の鑑別

1)年齢60歳未満

2)基礎疾患がない、あるいは軽微

3)頑固な咳嗽がある

4)胸部聴診上、所見が乏しい

5)喀痰がない、あるいは迅速診断で原因菌らしきものがない

6)末梢白血球が10000/μl未満である

 

1〜5のうち3項目以上、または1〜6項目のうち4項目以上陽性→非定型肺炎の疑い

 

 

 

ご参考までにどうぞ。

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