「頭頂葉と半側空間無視」スライド 東京顕微鏡歯科診療専門歯科衛生士YU

  • 2017.02.17 Friday
  • 04:04

頭頂葉には脳内に入ってきた様々な感覚の情報を集めて認知する機能があります。脳出血などにより脳が損傷されると頭頂葉の機能に障害がでることがあります。その一つが「半側空間無視」です。半側空間無視とは、右頭頂部損傷に伴いやすく脳の病巣と反対側の刺激を無視する症状がでます。右頭頂部損傷の場合は左半側空間無視となり、左視力が失われていないのに見た対象や自分の身体、半分を認識出来ない状態となります。

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「セメント質の概要」東京顕微鏡歯科診療専門歯科衛生士YU

  • 2016.12.23 Friday
  • 08:25

マイクロスケーリング®を行っていると、いま器具で触ろうとしている組織がはっきりと見えます。エアーをかければ歯周ポケットの中の組織も確認することができます。このごろ改めて思うのは口腔解剖、歯牙解剖の大切さ。これらをきちんと理解していなければ患者さんの口腔内をさわってはいけないと改めて感じます。学生時代の基礎学問の定期的な見直しはかかせません。本日はセメント質についての復習です。

 

セメント質の概要

ヒトのセメント質は歯根象牙質を覆う硬組織です。セメント質はエナメル質、象牙質とともに歯の硬組織の一つですが歯根膜、歯肉、歯槽骨とともに歯周組織にも分類されています。セメント質は淡黄色であり、象牙質よりもやや明るい色調です。セメント質の硬さはモースコード4〜5で象牙質よりもやや軟らかく骨とほぼ同じです。無機質のヒドロキシアパタイトの結晶からなり、23%の有機質、12%の水分からなります。有機質の大部分はコラーゲンです。

セメント質の厚さは、歯種、部位、年齢、炎症の有無によって差異が大きく、根尖部および多根歯の根分岐部で最も厚く、150〜200μmかそれ以上に達します。歯茎部に向かうにつれて薄くなり、CEJでは最も薄く、20〜50μmもしくはそれ以下となります。セメント質は加齢により厚くなり、50歳以上の人のセメント質は10歳代のセメント質の約3倍厚くなっています。

セメント質は本質的には象牙質と同様に骨組織に類似しています。セメント質はその基質内に細胞(セメント細胞)を含む点で象牙質となります。線維成分はコラーゲン線維でセメント質には2種類の線維が存在します。一つはセメント質固有の固有線維で、もう一つは外来線維であるシャーピー線維です。固有線維は歯根とほぼ平行に層状に分布しています。セメント芽細胞により分泌、形成されます。シャーピー線維は歯根にほぼ垂直に分布する線維側で歯根膜主線維と連続しています。歯根膜主線維は歯槽骨の束状骨端から歯根膜、さらにセメント象牙境にまで及ぶ強靭なコラーゲン線維束でありこの線維束の存在により歯は歯槽に固定されます。

歯茎部ではセメント質の形成はきわめてゆっくり行われるため、「無細胞セメント質」の成長線は直線的で等間隔の規則的な走行を示します。それに対して「有細胞セメント質」ではセメント質の形成速度は速く、またいろいろな刺激により形成されるため、ある時期は盛んに形成され、刺激の少ないときは形成量も少ない。さらに歯周疾患などに罹患した歯においては特に厚く塊状に形成されることもあります。一方、歯に異常に強い咬合圧などの外的刺激が加わって、セメント質が吸収され、その吸収窩に再びセメント質の添加が起こるという複雑な形成変化が観察されます。このため、有細胞セメント質では不規則な層板構造を形成し、成長線の間隔も広く走行も波状を呈します。

歯茎部象牙質表面はエナメル質とセメント質が隣接して存在し、付着上皮に覆われています。CEJの約60%ではセメント質はエナメル質にわずかに覆いかぶさっていて、なかでも覆いかぶさっているセメント質の著しいものを「セメント小舌」といいます。両者がちょうど接しているのは約30%ほどであり、残り10%はエナメル質とセメント質が接せず象牙質が露出しています。

 

ご参考までにどうぞ^^

「舌固有の疾患」東京顕微鏡歯科診療専門歯科衛生士YU

  • 2016.12.16 Friday
  • 14:18

舌は味覚、構音、咀嚼、呼吸、嚥下など多くの機能を有しますが、同時に全身状態や皮膚関連疾患の部分症状も現すため、そこに現れた症状は補助的診断としての診断に使用する事ができます。舌背には4つの舌乳頭により淡紅色をしていますが、糸状乳頭が増殖して肥厚すると表面は灰白色を呈します。白苔に覆われた状態となり、さらに毛状の延長したものを毛舌といいます。また、黒色色素生産菌が増殖し黒色に呈するものを黒毛舌といいます。逆に鉄欠乏性貧血に見られるような糸状乳頭が萎縮、欠乏すると赤い平らな舌を呈します。その他舌の大きさや形状の異常があり、発育異常か、炎症性変化か、腫瘍性変化であるかの鑑別が必要となります。

 

1舌炎

舌炎とは口腔粘膜の炎症性疾患の中でその病変が主に舌に生じ、限局している疾患の総称です。原因が先天異常、血液疾患、感染症、アレルギー等に分類されない舌の表面を一般に舌炎と称しています。舌の発赤、腫脹、びらん、白班などの症状を呈します。


 

2地図状舌

舌背の粘膜萎縮にみられる炎症性疾患で、地図様の模様を呈することから地図状舌と称されます。糸状乳頭が萎縮し、その周囲は白色の線で囲まれます。舌の前方や舌縁に好発し、形状は日ごとに変化します。

 

3溝状舌

発育奇形で舌背に深い溝を形成した状態をいいます。自覚症状はありませんが、食物残渣などによりカンジダや細菌感染を生じると灼熱感を感じます。陰嚢舌とも呼ばれます。メルカーソン・ローゼンタール症候群やダウン症候群で高頻度にみられます。家族性の発生もみられます。

 

4メルカーソン・ローゼンタール症候群

肉芽性炎症によって下口唇の異常(無痛性腫脹)をきたす原因不明の疾患で思春期以降に生じます。メルカーソン・ローゼンタール症候群とは、肉芽性口唇炎と片側顔面神経麻痺、溝状舌を呈するものをいいます。しかし、全症状が同時に示されることは稀だそうです。

 

5正中菱形舌炎

先天性の舌の形成異常で、舌背中央部に菱形の舌乳頭のない赤く隆起した部位(萎縮欠損)を認めます。成人(特に男性)に多くみられ一般に自覚症状はありませんが、刺激により疼痛や接触痛を生じます。腫瘍との鑑別診断が必要となります。

 

6イチゴ状舌

猩紅熱や川崎病の際にみられる舌の所見。血管拡張や血管透過性の亢進により、舌乳頭が赤くイチゴ状に腫大します。鑑別診断状重要な所見です。

 

7巨大舌(アミロイドーシスによる)

口腔や顎の大きさに対して舌が異常に大きい状態をいいます。代謝性障害の全身性アミロイドーシスの部分症状として生じるほか、先天性の原因には筋組織や筋繊維の肥大、クレチン症、下垂体機能亢進、ダウン症候群などがある。後天的な原因には血管腫、リンパ管種などの良性腫瘍があります。舌のびまん性腫脹、舌の運動障害などがみられます。

 

8毛舌

舌の糸状乳頭が角化し、著しく延長して毛が生えたような所見を呈する非特異性の慢性炎症。一般的に黒色となり、黒毛舌と呼ばれます。抗生剤やステロイド剤による菌抗体現象と考えられています。口腔清掃状態の悪い際にもみられます。

 

 

ご参考までにどうぞ ^ ^

 

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