「謹賀新年 2020年」

  • 2020.01.05 Sunday
  • 23:50

明けましておめでとうございます。皆様、今年も宜しくお願い致します。

 

年末年始は毎日、普段なかなか会うことのできない友人、親戚や兄弟とお酒を飲みながら、ゆっくり過ごしていました。

幸せなことに、私の祖父母は4人とも健在で自立して生活しています。

毎年、新年の挨拶と一緒に曽祖父、曽祖母のお墓詣りに行きます。曽祖父は享年97歳、曽祖母は享年96歳でした。二人とも老衰で亡くなりました。明治生まれで大きな病気もせず長生きした二人のことを考えると、長生き家系なんですね。今、一番年長の祖父はもうすぐ89歳です。まだまだ元気で長生きしてくれそうです ^^

祖母がこんなことを言っていました。「年取ると食が細くなるでしょ。食べる楽しみはそこそこになってくる。そうすると自分の孫やひ孫たちがどうしているか話を聞くのが一番の楽しみなのよ〜。」なるほどと思いました。最後まで残る本能は食欲です。命尽きるその日まで、自分の歯でご飯が食べれるように歯を残していくことが大切です。ただ、それ以上に家族との繋がりが生きがいになってくるんだな〜と。

患者さんにも家族や周りの人を大切にして生きていって欲しいです。老いた時、生きがいを感じるとこができるのは、「人」でしかないんだと。いつかそんな話ができる歯科衛生士になれるよう、今年もお仕事を頑張っていきたいです。

 

当院は1月4日から診療が始まりました。

私が担当させて頂いている40代男性の患者さんのメンテナンスがありました。今の患者さんの問題点、今後患者さんの口腔内で何が起こってくるかなど頭をリセットして考えます。専門家として私にできること、患者さんに伝えるべきこと、歯科医師に伝える必要があること、たくさんのことを考えながら処置を行なっています。

また、歯科用顕微鏡は歯周ポケットの中を見ることができます。根面の形態も見ることができます。見えた歯石を除去するのはものすごい集中力と技術が必要です。毎回自分の技術力の不甲斐なさに落ち込みます。落ち込んでもしょうがないのでまた前を向いて頑張るわけですが…。ほんと技術職って辛いです。笑  

今回も歯科衛生士のnaomiさんにご指導いただき、歯科衛生士としてどうするべきか学ぶことができました。いつもありがとうございます。

 

なんだか、何が言いたいのかわからない文面になってしまいましたが、今年も周りの人を大切に感謝して後悔のないよう生きていきましょう!!

 

「お餅 窒息の応急処置」 東京顕微鏡歯科診療専門歯科衛生士YU 

  • 2019.12.28 Saturday
  • 08:10

昨日で当院は仕事納めとなりました。夕方からスタッフ全員でお食事会へ。

今年も未熟な私を毎日助けて頂きありがとうございました。早いもので、イリタニオフィスに入社してから10年が経過しました。変わらず当院でお仕事させて頂けるとことに感謝の気持ちでいっぱいです。どうぞ来年も宜しくお願い致します。

 

当院は本日から1月3日まで休診となります。年始は1月4日(土)から診療しております。

 

 

さて、お餅による窒息事故が増える年末年始、窒息時の応急処置についてお話ししてみたいと思います。

とある研究によると、日本は食事中の窒息事故が多いそうです。気道異物による窒息死が年間約1万人報告されています。これには、環境要因、飲み込みの解剖学的要因が関係しているのではないかと言われています。超高齢社会も関係していそうです。

 

米国心臓協会(AHA)のガイドラインによると、食事中の窒息事故の応急処置として、腹部突き上げ法、背部叩打法、胸部突き上げ法を推奨しています。

 

腹部突き上げ法(ハイムリック法)

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日本医師会救急蘇生法より引用

 

 

背部叩打法

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日本医師会救急蘇生法より引用

 

 

胸部突き上げ法

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こどもの救急より引用

 

 

米国赤十字「five and five」

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背部叩打を5回おこない、気道閉塞が解除できなければ腹部突き上げを5回、それぞれ繰り返す方法を推奨しています。

 

掃除機を使用する応急処置は禁止ではありませんが、掃除機のノズルを挿入する際、歯が折れたり、咽頭を傷つけたりする可能性があるので十分注意が必要です。

 

窒息しないように小さめにお餅をカットするのもオススメです。ご参考までにどうぞ。

それでは、良いお年をお迎えください ^^

 

 

 

「成人期の神経発達障害」 東京顕微鏡歯科診療専門歯科衛生士YU 

  • 2019.12.18 Wednesday
  • 08:55

発達障害の定義に記載されている症状は、幼児期から学童期が最も典型的であり、成長とともに非典型的になることが多い。

大人の発達障害の診断には、「発達障害があるか否か」ではなく「発達障害の要因がどの程度その人の精神状態、および生活の質に影響を及ぼしているか」である。

 

特有の症状の組み合わせが一定の年齢以前から見られるのが「特性」、その特性によって、何らかの社会生活上の支障をきたしていると「障害」と診断を受ける。生物学的な要因だけではなく、社会的な要素を含んでいることが重要。

 

 

幼児期、学童期に発達障害の診断を受けず、青年期・成人期にうつ病などの精神障害を発症することが多く、二次障害と言われている。うつ病を主訴に病院を受診したところ、発達障害の診断をされる人が多い。

 

 

二次障害(精神的変調)

1 過剰なノルマ化と意欲低下の葛藤

過剰なノルマ化が生じる反面、自己評価が低くなり意欲が低下しがちであるため、葛藤し気持ちが空回りしやすい。症状として、うつ、強迫、摂食障害の背景にこのようなメカニズムが見られることが多い。

 

2 感覚過敏と興味の狭小化

興味の狭いところに強いストレスやトラウマがあるとちょっとした感覚の異常に意識が集中したり、特定の物事に過度に没頭したりする。解離症状を呈することが知られている。

 

3 良好すぎるエピソード記憶とイマジネーションの欠如と乖離

過去のエピソード記憶をデジタル映像のように良好に記憶して忘れられない反面で、対人関係や社会的状況に関する将来を想像することが苦手である。この乖離のため情報が不十分な場面においては不安や恐怖が高まりやすく、ストレスやトラウマによって容易に適応障害やPTSD(Post Traumatic Stress Disorder :心的外傷後ストレス障害)のような状態になってしまう。

 

発達障害の多くは、医療的概念でありながら、科学的根拠や原因が特定されてなく、曖昧で不確実な要素を持っています。発達障害の原因は概念上、「脳機能の障害」とされていますが、専門家の間での意見に相違があり、今のところ科学的根拠を提示できる段階にありません。米国でも成人への発達障害への取り組みは歴史が浅く、十分な取り組みがされていません。どちらかというと発達障害を早期に発見し個別な支援を行なっていくことに力点が置かれているようです。早期の取り組みにより、成人した際の自立度を高めることに重点が当てられています。

 

 

青年期・成人期の発達障害者へのネットワーク支援に関するガイドライン 厚生労働科学研究障害者対策総合研究事業

 

成人期ADHD診療ガイドブック

 

海馬回旋遅滞症@脳の学校

 

 

発達障害者就労支援の概要

 

 

ご参考までにどうぞ。

 

「芸術の冬」東京顕微鏡歯科診療専門歯科衛生士YU 

  • 2019.12.15 Sunday
  • 21:11

本日は患者さんに招待券を頂き、三菱一号館美術館に行って参りました。

いつも芸術に触れる機会を与えて頂きありがとうございます。
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ピエール=オーギュスト・ルノワール

 

クロード・モネ

 

 


エドガー・ドガ
 

 

午後は松戸の慶国寺というお寺で開催されている書道の個展行って参りました。




私は書道未経験なので、書家の先生が丁寧に作品について教えて下さいました。
冬のお休みに、ゆっくり芸術に触れ合ってみるのも良い時間の過ごし方かもしれませんね(^^)

「神経発達障害とは」 東京顕微鏡歯科診療専門歯科衛生士YU 

  • 2019.12.11 Wednesday
  • 10:27

アメリカ精神医学会は2013年に神経発達障害の診断基準「DSMー5」が公表されました。

 

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神経発達障害(Neurodevelopmental Disorders)の分類

1知的障害 Intellectual Disabilities

2コミュニュケーション障害 Communication Disorders

3自閉症スペクトラム障害 Autism Spectrum Disorder

4注意欠如・多動性障害 Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder

5特殊的学習障害 Specific Learning Disorder

6運動障害 Motor Disorders

 

定義

「神経発達障害とは、発達的時期に発症する条件をもつ一連の障害である。その障害は典型的には発達早期、しばしば小学校入学前に現れ、個人的・社会的・学業あるいは職業的な機能を損なう発達的な欠陥により特徴づけられるものである。 発達的な障害の幅は学習や実行機能の非常に特殊な制限から社会的スキルや知能の 全体的な欠陥まで幅がある。」

 

知的障害

知的障害は以前は精神遅滞という言葉が使われていました。現在の診断基準はIQ測定(IQ65〜75)だけでなく、測定値に医師の臨床所見を加えて診断します。

 

 

コミュニュケーション障害

挨拶ができない、相手や場面に合わせた会話ができない、会話の切り替えや言い直しができない、曖昧な表現の理解ができないといった症状のみを主症状とする障害。言語症、小児期発症流暢症(吃音)、社会的コミュニケーション症、特定不能のコミュニケーション症等があります。

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自閉症スペクトラム障害

「スペクトル」は連続体を意味するラテン語起源の科学用語。自閉症スペクトラムという用語が用いられたのはアスペルガー症候群の命名者である Lorna Wing がアスペルガー症候群を自閉症と連続体上の障害と位置づけるために用いた概念である。

問診や心理検査などを通して診断されます。知的障害と伴う自閉症から、知的障害を伴わないアスペルガー症候群や高機能自閉症までを連続した一続きのものとしています。

自閉症スペクトラム障害問診票 国立特殊教育総合研究所分室一般研究報告書より引用

 

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注意欠如・多動性障害

(混合して存在、不注意優勢に存在、多動・衝動優勢に存在、他の特定される注意欠如・多動症、特定不能の注意欠如・多動症)

ADHDの診断は、丁寧な問診を行った上でADHD−RS(Rating Scale)、Connersなどの保護者向けあるいは本人用の質問紙を用いた行動評価に基づいて行われます。その他、脳機能評価のため脳波検査、行動評価のための検査、知能検査などを含む心理検査、背景疾患の精査のため血液検査や頭部画像検査などがこどもの状況に応じて行われることがあります。

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特殊的学習障害(読字の障害、書字表出の障害、算数の障害を伴う)

全般的な知能が正常であるにも関わらず文字が正確にあるいは流暢に読めないといった障害であるため、診断するためには知能検査に加えて、音読検査を行う必要があります。音読検査とはひらがな文字、単語、文の各課題を音読してもらい、音読に要した時間や読み誤り数・パターンなどを計測する検査です。この検査での音読時間や誤りパターンなどを総合的に判断して、読字障害が疑わしければ次の段階検査の要否を判断します。また書字の評価、視覚認知の評価など各種心理検査を組み合わせて評価を行います。

 

 

運動障害

発達性協調運動症(ぎこちない、手先が不器用)、チック症群(不随意運動)、トゥレット症候群(1年以上にわたって運動チックと音声チックの両方がみられるときに診断)等があります。

 

ご参考までにどうぞ。

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